不織布繊維リサイクルと反毛 泉製作所
『廃棄物再生事業者』として、登録されました。(登録番号第330号)
機密書類リサイクル『みどりのポスト』(オフィスの機密文書・紙リサイクル) 販売代理店
大阪泉州・泉佐野市英会話スクール:Giテック(旧NOVAのリサイクル)の経営母体
泉製作所は、合繊反毛(はんもう)事業(不織布などの合成繊維のマテリアルリサイクル・再生綿の製造と販売)により、低炭素社会実現に貢献いたします。

合成繊維(ポリエステル・PPなどの不織布)の耳くず・ロールもの(B反、反物)、落ち綿、糸くず・原綿(ベールetc.)を引取って欲しい』という方は、こちらを御覧ください。
不織布等の繊維リサイクル『泉製作所』とは
泉製作所の特徴(他の反毛業者と大きく異なる点)は、
徹底した工程の自動化による高い生産能力(最大月産製造能力:約150トン)
高い生産能力により、反毛品(再生綿)の低価格化を実現
高速道路に近い地理的メリットによる迅速な出荷体制(阪和高速道の泉南インターチェンジより車で2分)
広大な用地面積により、多様な商品(再生綿)の生産とストックが可能(工場・倉庫の総敷地面積は、約1800坪)
保管場所がある限り、反毛材料(不織布などの不要品)の引取りを辞退いたしません。
当社の反毛材料保管スペースは、10トントラック・50台分以上です。
30年以上の長期安定経営
などとなっておりますので、安心してお取り引きいただけます。
当社は、大阪府下でもトップレベルの『敷地面積・反毛設備・生産能力』を有する反毛業者です。
不織布等の繊維リサイクル『反毛(はんもう)』とは
『反毛(はんもう)』は、40年以上の歴史がある、繊維のマテリアルリサイクル事業です。
当社は、不織布等の合繊の廃材をリサイクルする『合繊反毛業者』です。
反毛事業(再生綿の製造と販売)を行っている業者には、大きく分けて、次の2つのタイプがあります。
古着(綿・麻などの天然繊維を含む)をリサイクルする『さいらく反毛』
不織布メーカなどで発生する不要品・裁断くず(合成繊維)をリサイクルする『合繊反毛』
反毛とは、上記のような繊維材料を反毛機を使って、もう一度ワタ状にほぐし繊維を再生し、再生綿を製造する『繊維のリサイクル事業』です。
当社の場合は、後者の『合繊反毛(合成繊維リサイクル)事業(注1)』を行っています。
また、反毛事業者は、使用する反毛機の種類によって、『マイキリ反毛事業者』と『ガーネット反毛事業者』に分類されることもあります。(当社の場合は前者です。)
反毛機によって再生された繊維(綿:わた)は、軍手・自動車関連(防音材などのフエルト)・土木資材(土木シートなどのフェルト)・ベッド内装資材・防草シート・座布団・長座布団・布団・靴底・縫いぐるみ等の原料(材料)として使用されます。
反毛事業がはじめられた頃は、軍手への用途が一番多かったようですが、現在は、再生綿を自動車関連(防音材など)・土木資材(土木シート:吸出防止、埋没・沈下等防止、洗掘防止、軟弱地盤安定、埋設物安定などの目的のために使用されるフエルトの原料(材料)として利用されることが多いようです。
反毛は、『地球環境保全』『リサイクル』という言葉すら一般的でなかった時代(40年以上前)から営まれている、歴史のある繊維の再生事業です。
(注1)
『不織布等の合成繊維のリサイクル』という分類では、当社は以前『合繊の粉砕』『PPペレット』を事業化していたこともあります。合成繊維リサイクルには、『粉砕後溶解(PETボトルのリサイクルなど)』『ペレット化(PPなど)』『反毛による繊維再生』などがあるようです。(詳細は調査しておりませんが・・・)
尚、『不織布等の合成繊維(合繊』)は、『化学繊維(化繊・化せん)』と同義です。
繊維リサイクルの分類
繊維リサイクルには、大きく分けて、次の2種類のリサイクルがあります。
サーマルリサイクル
マテリアルリサイクル
サーマルリサイクルとは
thermal(熱による)リサイクルであり、繊維・廃プラなどを熱処理することにより、発電のエネルギーに活用したり、熱エネルギーを、他のエネルギー源として再利用します。焼却に近いイメージがあるので、二酸化炭素排出量の関係で敬遠されることもあるそうです。
マテリアルリサイクルとは
material(物質の)リサイクルであり、その物質の素材・成分(P.P.、ポリエステルetc.)を何らかの手法で加工し、再びその素材を利用するものです。当社が事業化している『合繊反毛』は、不織布などから機械的に繊維を再生する手法なので、マテリアルリサイクルに分類されます。
まとめますと、低炭素社会実現のためには、サーマルリサイクルよりも、反毛のようなマテリアルリサイクルのほうが適している、ということです。